７月２３日＝年中児：はじめての≪お泊まり会≫＝
一学期の終業式を終えて、夏休み（7月２０日～９月２日）がはじまりました。引き続き一学期のまとめとしての学年別教育活動や夏期保育があります。
はと組（４歳児）：幼稚園ではじめての≪お泊まり会≫
幼稚園ではじめての≪お泊まり会≫(７月２３日～２４日)が行われました。先日、年長児の林間保育(７月９日～１０日)を知り、「おにいさん、おねえさんは、すごいね！おうちの人とはなれて、おとまりをするんだね！」と驚き、『お見送り会』と『おかえりなさい会』をしたばかり、、、です。
「こんどは、ぼく、わたしたちが ようちえんで、おとまりかいをするの？」「なんだか、ドキドキするよ～」と、「でも、ぼくも おにいさんになりたいから がんばるんだ～」と、 一日一日、お泊まり会に向けて子どもたちは、気持ちを固めている様子が見られます。
お家の方からは、「はじめての外泊なのです！大丈夫でしょうか？」「心配ですが、きっと よい経験になるので、親子で楽しみにしています・・・」などなど、深い深い愛情をお聞かせいただきました。
子どもたちは、いつも現実をしっかり受け止めています。だからこそ、心配したり悩んだり、「どうしたらよいだろうか？」と いろいろ真剣に考えます。そうした時間をたっぷり与えてあげると、子ども自ら結論が出せるようになります。
子どもの力を信じて、さりげなく、しなやかに、寄り添っていきましょう。
私たちは、保護者の皆様のお気持ちをしっかりと受け止めて、当日を迎えました。
子どもたちは入浴を済ませて、さっぱりとして登園しました。お家の方から「おともだちと たのしんできてね！」と、見送っていただいたのでしょう。子どもたちの目は輝いています。
「はじまりの会」で担任から活動の流れについての話を聞いた後に、冷えたスイカをみんなで美味しくいただきました。「スイカ割りは、しないの？」 と、 お泊まり会についてさまざまな期待をしていた子どもたちの言葉に、私たちの心も一層動かされました。「一緒に楽しいお泊まり会にしましょうね！」
ゲームタイム : ２階のゲーム室でお楽しみゲームのはじまりです。
お楽しみカードを手に持ってそれぞれのゲーム室でスタンプを押しながら≪ボウリング≫・≪巨大パズル：なにができるかな？≫・≪わたって！ジャンプ！トンネルくぐり!≫とゲーム室を移動します。
ゲームを終了すると、すっかり辺りは夕闇につつまれました。「もう、よるなので、しずかに、しずかに！」と「シィー！しずかに～」と部屋に戻りました。
ご近所のみな様にお泊まり保育であることを、ご挨拶に伺うと「全然気になりません！子どもたちは元気が一番ですよ！」 「お泊まり保育なのですね！思い切り楽しませてくださいね！」など心温まるお言葉をいただきました。
いつ、どんな時にも子どもたちの成長を温かく見守ってくださる近隣の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。「ほんとうに、ありがとうございます。」平間幼稚園の子どもたちは、幸せです。
さぁ～お気に入りのパジャマに着替えてホールに集まりましょう。お布団の上で体操座りをして、１日の終わりのお楽しみ会です。
みんなが大好きな職員劇『長ぐつをはいた猫』（ヨーロッパに伝わる民話）の猫の知恵と勇ましい行動に「おもしろいね！」と見入っていました。
さあ～不思議なマントのみならず不思議なバスタオルで優しく身を包んで楽しい夢を見ましょう。「おやすみなさい」と２０時３０分消灯です。
〔お泊まり会２日目〕６時３０分起床です。目をこすりながら周りの友達を見ている子、まだ、ぐっすりねむっている子など様々です。「みなさん、おきましょう！」と朝がはじまりました。
着替えと洗顔を済ませて屋上に行きました。普段生活の場として過ごしている多摩川緑地広場を屋上から遠近を感じて一望しました。
体操をして目覚めたところで朝食です。デザートはプリンです。「よく噛んでゆっくりいただきましょう。」みんなで美味しくいただきました。
「帰りの会」では、自分一人でお泊まりができたこと、友だちと一緒に楽しんだことを喜び合い自信につなげました。ご褒美に折り紙をいただき、とても嬉しそうでした。
頑張った子どもたちです。沢山褒めてあげてください。７月３０日は夏期保育です。「はやね、はやおき、あさごはん！」で元気に登園いたしましょう。
