就学と進級に “つなげる” 保育の工夫を‼
三学期は、就学と進級に “つなげる” 総まとめの時期です。
ひよこ組(年少児)さん:英語教室のレッスンの様子を保護者の皆様に参観していただきました。子どもたちは自然体で講師の先生が示すカードに注視して先生の発音を反復しようと集中力を高めインプットとアウトプットで英語力を伸ばしています。
はと組(年中児)さんの参観会:“おむすび ころりん” のお話絵本の楽しさを絵画造形表現に展開して、ペープサート(紙人形)つくりを楽しみました。
共同制作≪大きな飛行船≫の船体側面に貼る色画用紙(赤・桃・緑・青・黄)をサクサクと指先でちぎり割いています。「おりがみとちがって、いろがようしはかたいね!」用紙の質感を感じながら切り分けています。
つばめ組(年長児)さん:もう直ぐ卒園です。小学校生活に期待を抱き就学に向けて生活習慣を身につけています。小学校での生活面や学習面を踏まえて教育修了課程を見直しています。
今年度も就学を前に小学校との連携で子どもたちが円滑に入学できるよう、下河原小学校(1月23日)そして平間小学校(2月18日)へ訪問させていただき、小学校1年生との『幼小交流会』が行われました。
「しょうがっこうは、ひろいね!」「ろうかも、ながいね!」
広い講堂(体育館)で1年生のみなさんが整然と列を整えて迎えてくれました。つばめ組園児は、少し緊張気味の様子でしたが背筋を伸ばして入場しました。
交流会開会式の『はじまり』のお兄さんとお姉さんの話を、皆が姿勢を崩さずしっかり聞くことができました。
幼稚園では、いつも、ひよこ組(年少児)の手を引いて頼られるつばめ組さんですが、この日は1年生に手を繫いでもらいました。
体育館で昔あそびの「けん玉」や「あやとり」を丁寧に教えてもらい子どもたちの緊張も和らぎ1年生に親しみをもってかかわる姿が見られました。
1年生は大切な学習道具箱の教具の使い方を一つ一つ説明してくれました。「さわっていいよ・・・」など、たくさん、たくさん優しい言葉をかけてもらいました。
1年生から教科書を読んでもらったり鉛筆の持ち方を教えてもらったり、平仮名読みの練習や幼稚園で練習している音読と違う1年生の音読の方法も学びました。1年生の話を真剣な目つきで熱心に聞いて一生懸命取り組みました。
大切なランドセルも優しく背負わせてもらい、ほんとうに嬉しそう!笑みがこぼれていました。
子どもたちは交流を振り返り、「1ねんせいは、やさしくおしえてくれたよ!」「べんきょう、おもしろかったね!」「はやく、がっこうにいきたいね‼」と子どもたちの小学校への夢が広がる楽しい交流会でした。
「1年生の皆さん、ほんとうに ありがとうございました。」
接続期のカリキュラムの連携を通して、卒園までに育てたい力(小学校までに身につけたい姿(求められる)子どもの生活習慣(姿))を考え、残された日々の保育を工夫し幼稚園教育の学びを小学校教育につなげる子どもの「自主性・主体性」を、友だちと楽しくあそび互いに学び合う関係づくりで育んでまいります。
保護者の皆様の温かな眼差しをお願いいたします。