満喫した「お別れ会&遠足」

2月22日(月)は、「お別れ会」・「お別れ遠足」日和でした。

一年間同じクラスで過ごしたお友だちとのつながり(縁)に喜び合い、たくさんの思い出ができました。今年度も残りわずかな日々となりました。

何だか「お別れ」のことばに寂しさを感じている子どもたちですが、一つの区切りの深い意味のある「お別れ会」・「お別れ遠足」であることを胸の奥底で認識しています。「お別れ会」・「お別れ遠足」のその先に新たな出会いのつながり(縁)があることも理解しています。それだけに、力強い気持ちを生み出す働きとなる、「お別れ会」・「お別れ遠足」を楽しみに、みんな元気いっぱい登園してきました。

≪ひよこ組(3歳児)のお別れ会≫午前には、園庭で凧上げ大会です。何との絵柄は可愛いタコです。子どもたちは同音異義語への興味につながりました。ゴール地点を目指して凧を高くあげようと一生懸命駆けています。

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午後は、1組・2組がホールに交流し合い《電車にのってお散歩ごっこ》をしました。「うんどうかいのアンパンマンのおうちがあるよ~」そうなのです!運動会親子競技に使用したたのしい思い出がいっぱい詰まっているお家です。作品展示会の共同作品1組さんの“おかしの家”も並べられました。

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子どもたちは先生を先頭に、なわとび縄の連結電車に乗り込んで発車『オーライ』です。子どもたちの大好きな♪♪チキチキバンバン♪♪の曲に心をのせて ご満悦です。

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曲が終わると「もう1回やりたい~」とのリクエストに2回応えましたが、まだまだ子どもたちの気持ちはおさまりません。「それでは、‘‘こどもまつり’’にやりましょう!」との提案に「それがいいね!」と納得しあいました。

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≪はと組(4歳児)のお別れ会≫最初は、多摩川緑地広場にくりだして風の向きを見て凧上げ大会をしました。

大勢で思い切り凧上げをする時の注意事項友だちと糸がからまりあったり凧の竹ひごが友だちにふれると危険であること①を考えて、友だちと離れて行なうこと を、子どもたちにルールとして伝えました。

いよいよ世界に一つだけのご自慢の手づくり凧の登場です!

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ゴール地点を目指して、友だちが風の助けに真剣に凧を上げる様子を互いに見て凧上げの「こつをつかむ」空間も設定しました。友だちの様子を見て、ともかく、走り続ける勢いが大事であることに気づいた子どもたちは、全力疾走で凧の糸を引いていました。

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心も体も思い切り大空に解き放った子どもたちは、幼稚園に戻り「つぎはフルーツバスケットゲームをしようよ!」・「中当てゲームは いつするの?」と、子どもたちの頭の中に『お別れ会』のタイムスケジュールがしっかりインプットされています。《朝の会》で先生が伝える1日の活動についてよく聞いて自分なりに目算を立てて自主的に集団生活を過ごす力が身についている子どもたちです。「もうすぐ、年長さんですね!」

椅子を円に並び替えて賑やかに「フルーツバスケットゲーム」です。

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園庭に四角の白線枠を引いて、初めは先生が枠の外から中にいる子どもたちに向かってボールを投げて当てられた友だちは枠の外に出て、中にいる友だちに向かってボールを投げるゲームです。子どもたちは、胸をドキドキさせながら逃げ回って楽しんでいました。

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≪つばめ組(5歳児)のお別れ遠足≫行き先:東高根森林公園

いろいろな草花、さまざまな木がある自然ゆたかな公園です。川も池もありました。草も木も芽を出す寸前の春気ただよう自然に包まれながら公園頂上の古代広場まで散策しました。

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久々の野外での昼食に「おいしいね!きもちよいね!」と子どもたちは食欲旺盛です。昼食後の一時は、大縄跳びをしたり鬼ごっこをしたり、自由に好きなあそびを楽しみました。

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最後は、クラスのチーム力を発揮する《ドッチボール大会》をトーナメント戦で行いました。勝敗をかけて1組・2組・3組みんながパワー全開で必死です!

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楽しい時間は、束の間でした。春にはさまざまな小鳥たちもやってきます。子どもたちは、自然にたっぷり浸り心が満たされた『お別れ遠足』となりました。

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