自然の力に触れさせる植物栽培 : 朝顔
平間幼稚園では、種から花を咲かせて自然の力に触れさせる植物栽培をしています。
朝顔の種まきは、5月~6月が適期です。
つばめ組(5歳児)さんの “ひまわり”栽培用ペットボトルへの土入れの様子に興味を抱いたところで、いよいよ、ひよこ組(3歳児)さんと、はと組(4歳児)さんの朝顔の種まきです。
先生から「たねからアサガオの花をさかせましょう。」と話を聞いて、一人一粒の種を植えました。
みんなが人差し指でちょんちょんとくぼみをあけて優しく種を寝かせてあげました。今年は、どのくらい発芽するのだろうか?と思うほどに、発芽が期待とおりに行かない年もあります。芽切りや種の寝かし方、栽培場所の工夫や条件もいろいろになりますが、意外と難しさがあります。
そんな点から小学校1年生は、「朝顔の鉢植え」が研究課題になるのでしょう。
と言う訳で、平間幼稚園では、朝顔栽培は、三歳児・四歳児の共同活動です。5歳児は、小学校1年生での「朝顔の鉢植え」栽培につなげる“ひまわり”栽培に取り組んでいます。
ひよこ組(3歳児)さんと、はと組(4歳児)さんは、「めがでるの?」「おはながさくの?」と、毎日水やりをしながら、「まだ、めがでないね!」と話しかけたり覗き込んだりしながら大事に育ててきました。
何と見事なものです。一粒一粒の種から発芽です。「すご~いよ~」とみんなで大喜びです。まずは、種からの発芽は、大成功です。
さて、わき芽から、さらにわき芽を出してつるを伸ばして いくつの花が咲いてくれるのでしょうか? 夏休み中も朝顔は、朝に夕に姿形を変えながら頑張ってくれました!
日々草の花壇にも朝顔の「命」の自己主張が見られました。
まだまだ種の収穫まで長いです。種の収穫は、命をつなぐ活動の学びです。その間、お友だちと一緒に花数を数えたり色合いを楽しみましょう。