「描く」&「書く」で感性を養うトレーニング!!

川崎市の幼稚園

つばめ組(5歳児)さん :≪みかん の観察画≫

ほんものみかんだよ!」と、みんな上機嫌です。

一人一つの みかん を手元に置いてルーペを片手に持って「 みかん の 上と下は、どっちかな~?」と掌で上下左右を転がしたり首をかしげ鼻に近づけて匂いを嗅ぎながら真剣に観察をする子どもたちです。 

気が済むまでじっくり観察したところで、脳に記憶した映像と目の前にある 実物を見ながら新しい回路を作り脳力アップにつながる表現を無心で楽しみ、第一段階の鉛筆模写に取り組みました。

第2段階は、割り箸ペンに墨汁を浸して鉛筆画をなぞりました。(墨入れ作業)

第3段階では、再び実物の みかん を手元に置いて、鉛筆デッサンに墨汁で線を描いた絵に水彩で色塗りを行いました。

水分量や下絵の墨汁の強弱の線入れにより色々な発色が楽しめます。子どもたちの筆を持つ手は次から次へと新たな思考パターンを作っているように見られます。

みんな無言で集中して描いています。

本園では、「描く」&「書く」という作業も意志力のトレーニング!!と捉え、短い時間の小さなゴールをたくさん設定しています。

今まで使っていなかった無数の脳の活性化に有効な「描く」&「書く」作業を年齢別に取り入れています。

≪書道教室≫

はと組(4歳児)さん  : 水泳教室の休講中に〈書道教室〉の体験をしました。「しょどうきょうしつって、どんなことをするのかな?」「ぼく、しっているよ!」「かくんだよ!」と、みんな興味津々です。

はじめに、書道の道具の筆、硯、下敷き、墨、半紙の名前を教えてもらいました。

いよいよ筆の持ち方を習い、筆おろしをしてある筆に墨汁をつけて先生の話に集中して波線「~」と、らせん「ぐるぐるまき線」を自由に書きました。

すると「せんせい!これは、どんな意味があって書くのですか?」の質問に「これは、書道に大事な筆の動かし方の練習なのです!」に「わかりました!」一筆の線書きを意識して集中することができた貴重な体験教室になりました。「書道教室は、こんど いつ できるのかな~」

つばめ組(5歳児)さん : ≪書道教室≫

講師の先生の手本の半紙に書かれた文字を指で「とめる・はねる・はらう」など一文字一文字を丁寧になぞりました。手本の字を筆で丁寧になぞってから、一文字一文字の成り立ちの形象を脳の思考の枠組みに入れています。

さぁ、筆に墨をつけて気持ちを集中させて書きはじめます。

「はねる・はらう」が上手に書けるようになりました。

次回は、2学期ですね。

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