つばめ組さん:表現活動で『富士山づくり』に夢中になりました。
卒園まであと1ヶ月半のつばめ組さんです。
7月に予定されていた林間保育〈富士山五合目・山中湖畔〉を楽しみに ♪ あたまをくものうえにだし しほうのやまをみおろして かみなりさまをしたにきく 富士は日本一の山 ♪ と何回歌ったことでしょう。しかし新型コロナウイルス感染防止のために中止になりました。残念です。
そこで卒園を前に表現活動で『富士山づくり』を楽しみました。
制作の前に拡大写真にした 「いろいろな富士山」の姿を見てイメージを膨らませました。
富士山五合目の奥庭で眺める富士山です。「富士山を眺めながらシャボン玉を飛ばすはずだったね。キラキラと いつまでも浮かんでいるんだよ!」
一瞬にして、雲が動き出して富士山に影を落とす様子も見られます。
天候により富士山に霞がかかることもあります。霧に包まれた富士山も素敵です。
制作の前に見た富士山の写真を各机に貼り出しました。
子どもたちは何度も何度も見て心に思い浮かべた富士山を木板に鉛筆で下絵を描き、その上に紙粘土を貼り合わせていきます。
茶色い木板を「富士山」が映える「青空」に子ども各自が刷毛で塗り替えました。
描いた下絵のチエックです。
つばめ組さんは指先の力も強くなりました。頑固な紙粘土の袋も簡単に開けられるようになりました。
紙粘土を伸ばしたり丸めたり自由自在に使って下絵に貼り合わせます。
さぁ、これでいいかな~?」
いよいよ、好みの色をパレットで思い思いに混合していきます。納得した色を一筆一筆山肌に感じたままに塗っています。みんなが無言です。どんな思いを込めて「富士山」と向き合っているのでしょう。
「いつの日か富士山に登ってほしい!」と、私たちの願いです。